脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ADHDでは、過集中や注意欠陥の症状によって
周りのことが見えなくなってしまうことがあります。
これは、周囲の人とのトラブルや浮いた言動の原因になり、
多くの失敗経験につながってしまいます。
成長と共に自分の特性に気付き、対処法を覚えていくこともできますが、
小さい頃からの療育による取り組みもとても効果的です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供する運動療育プログラムの
「富士山」遊びをご紹介します。
まず、2人ペアを作ります。
ペアの友達と向かい合って体操座りをし、
両手をつないで足裏を合わせるようにします。
そしてゆっくり足を上に上げていき、富士山を作ります。
大事なポイントは、友達と一緒にタイミングを合わせて
足を上げていくことです。
相手と動きを合わせることで社会性の発達につながるので、
その子のペースに合わせて、人と関わる遊びを取り入れるようにしています。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
LD(学習障害)はその特徴から幼児期には気付きにくく、
グレーゾーンの子ども達には適切な対応ができていないことがあります。
LDを含む発達障害に対する療育は、早期に行なうことで
子どもの発達に良い影響をもたらすとされているので、
早期発見と早期療育の開始が何よりも大切になります。
私達の教室でも、LDの子ども達が苦手な分野を無理なく進めながら、
得意な分野の力はさらに伸ばし、
自信をつけていけるように学習サポートを行なっています。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは、
学習サポートの他に運動療育にも力を入れています。
その運動療育プログラムから「風船運び」をご紹介します。
子ども達は2人組みになり、新聞紙を一緒に持ちます。
その上に風船や軽いボールを乗せて、
落とさないように2人で一緒に運びます。
うまく運ぶポイントは、2人で息を合わせることです。
お互いに相手の動きを意識しながら相手に合わせて動くことで、
風船を落とさずに運ぶことができます。
こんな遊びで子ども達の社会性を養うことも大切にしています。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
発達障害には、ASD(自閉症やアスペルガー症候群)、LD(学習障害)、
ADHD(注意欠如/多動性障害)などがありますが、
それぞれが単体ではなく合併していることも多くあります。
どの特性が強いかや、診断時期が異なることなどから
なかなか診断が難しいのが現状ですが、
大切なことは子どもが生きやすいように支援することです。
こどもプラスでは、心と体と脳を育てる運動療育や学習サポートなどで
発達障害、知的障害などの障害を持つ子ども達や、
発達の凹凸が気になる子ども達に療育を提供しています。
主軸の運動療育プログラムの中から「さるのボールキャッチ」遊びをご紹介します。
子どもは鉄棒に両手でつかまり、脇を締めて腕を曲げ、
膝を曲げた状態でぶら下がります。
まず、これがおさるさんの姿勢です。
この姿勢ができたら、指導者が前からボールを投げるので、
ぶら下がったままでお腹と太ももの間でボールをキャッチします。
飛んできたボールを落とさないようにするには、
太ももを上げてボールをしっかり挟まなければいけないので、
太ももや腹筋の筋力を刺激することができます。
ボールをキャッチするほかにも、キックしたり、
足で挟んで投げ飛ばすなど、たくさんの遊び方があります。
腹筋や太ももの筋力が育つと、普段の姿勢が良くなったり、
椅子に落ち着いて座っていることもできるようになってきます。
楽しい運動あそびで、体の基礎的な筋力を養いながら
日常生活にもしっかりつなげていきたいと思います。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ADHDの中でも、多動性や衝動性はほとんどなく、
「ぼーっとしていて話を聞いていない」ということが多いのが
「不注意優勢型」で、割合としては女児に多いと言われています。
目に見えやすい多動や衝動性がないために発見しずらく、
診断がなかなかなされないことも多くあります。
しかし、問題行動が目に見えて目立たないというだけで、
当の本人は様々なことに不都合を感じていることが多いので
やはり療育が欠かせません。
運動療育プログラムの「カップタッチクマ」をご紹介します。
赤、青、黄色などの複数の色のカップを、
少し間隔をあけながら並べて置きます。
子ども達は四つんばいから膝とお尻を上げたクマ歩きで進み、
このカップを片手でタッチしながらゴールまで進みます。
最初は自分の好きな色のカップにタッチしながら進み、
次からは指定された色をタッチしていけるようにします。
色の指示は「黄色だけ」や「赤と青はタッチしない」
「イチゴの色とバナナの色をタッチ」「青→黄色→赤の順にタッチ」などの
少し考えることが必要な指示の出し方にし、
イメージ力、記憶力、語彙力なども育てていきます。
子どもによって理解力や記憶力などに差があるので、
個々のレベルに合わせた指示を出して、
少しずつ力を伸ばしていきたいと思います。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
発達障害、知的障害などを持つ幼児、児童への支援・療育には
様々な種類のものがあります。
その子に合った療育を受けることで症状が改善し、
日常生活への適応がスムーズになります。
それは子ども本人の生きやすさにつながるので、
子どもの不安やストレスを減らすためにも
脳を育てる効果的な療育をおすすめしています。
こどもプラスが提供する運動療育プログラムの「散歩」遊びをご紹介します。
子ども達は2人組みになって手をつなぎ、一緒に歩きます。
ただ歩くのではなく同じペースで歩けるようにします。
ゆっくり歩いたり、ジグザグに歩いたり、障害物を避けたり
いろいろな動きを2人で一緒に行ないます。
歩くことに他の動作が加わることで、より相手に意識を向けて
動きを合わせようとしなくてはいけないので、
社会性の部分を育てることができます。
レベルアップしていくと、スキップも2人で上手にできるようになります。
少人数での活動で、無理なく対人関係の向上も目指すことができますよ。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ASDに含まれるアスペルガー症候群は、生まれつき脳機能に偏りがあることから、
発達にも偏りが現れる先天性の発達障害の1つです。
脳の前頭前野の機能が偏っているために、
社会性やコミュニケーション能力、想像力、こだわりなどの部分に特異性が見られます。
これらは社会生活の中で困難さを感じることが多い部分なので、
適切かつ効果的な療育で支援をしていくことが大切になります。
私達こどもプラスの放課後等デイサービスでは、
前頭前野に良い刺激を与える独自の運動療育プログラムを用いて
少人数での活動を行なっています。
その運動療育プログラムから「めだか走り」をご紹介します。
指導者の後について1列に並んで走りますが、
両手を前にまっすぐ伸ばし胸の高さに持ち上げたら、手のひらを合わせ、
その手を維持したままで走ります。
普段私達が走る時には、腕を体の横で振ることでバランスをとっているので、
前にくっつけてしまうことでバランスがとりにくくなります。
そこで、体の軸を安定させるための力が育ちやすくなり、
まっすぐ速く走れるようにもなります。
走る時はまっすぐだけでなく、カーブしたり何かをくぐったりしながら、
たくさん刺激を与えて遊びます。
そのときにも手を維持していなければいけないので、
集中力や記憶力なども同時に養うことができます。
また、人の後について動くことは社会性の発達につながります。
列を乱さないように、前の人をよく見て動くことも身につけていきます。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ASDなど発達障害児の多くは体の不器用さがあり、
運動を苦手としていることが多くあります。
中には発達性協調運動障害を併発している子もいるので、
適切に療育を受けていくことが症状の改善に必要となります。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供する運動療育プログラムは、
運動が苦手だったり手先が不器用なお子さんも
楽しく遊びながら能力を身につけていける内容です。
1人1人が補うべき力を見極め、最適な方法で支援していきます。
その運動療育プログラムから「うつ伏せレスキュー隊」をご紹介します。
1本の長い縄を床にまっすぐに置き、一方は固定するか指導者が持ちます。
もう一方を子どもがうつ伏せの姿勢で両手で握り、
縄をたぐりよせるように手を交互に動かしながら前に進みます。
手の力だけで進めるのが理想ですが、うまく進めない時は足の力も
使いながら進むようにします。
慣れてきたらうつ伏せだけでなく仰向けでも挑戦し、
できるだけ速く進めるように練習していきます。
この遊びで鉄棒で必要な腕を引きつける力が育ち、
握力も養われることで、指先の器用さにもつながってきます。
持っている力を最大限に引き出せるように、
日々いろいろな工夫をしながら楽しく遊べるようにしています。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
発達障害の1つ、ADHDでは集中力のなさが日常生活や
学習などにおいて支障をきたすことがあります。
そもそも子どもはじっとしていられなかったり、
集中力が続かなかったり忘れ物が多いという傾向にありますが、
これが他の人より酷く、生活に困難さをもたらしてしまう場合は
改善していけるようにすることが必要です。
ADHDでは前頭前野の働きが他の人に比べて低下しています。
こどもプラスの運動療育では、楽しく体を動かすことによって
前頭前野を活性化させ、能力の向上を目指しています。
その運動療育プログラムの中から「コウモリでなぞなぞゲーム」をご紹介します。
まず鉄棒に両手と両膝で逆さまにぶら下がる「コウモリ」になります。
しっかり顎を開いてぶらさがれたら、指導者が問題を出すので
ぶら下がったままで答えます。
私達は逆さまの状態だと判断力が低下しているので、
簡単な質問から挑戦し、何度かやって慣れてきたら
なぞなぞやシルエットクイズ、〇×ゲームなどにも挑戦していきます。
筋肉に力を入れた状態で、普段よりもしっかり頭を使って
考えることになるので、前頭前野を刺激するのにとても良い遊びです。
こうした遊びで、楽しく子ども達の支援をする教室です。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
幼児期は、知的障害のある発達障害が見つかりやすい時期です。
知的障害のない発達障害の場合は、症状が軽度だったりすると
幼児期に見つけるのは難しいことがあります。
発達障害への療育は、早いほど効果が上がりやすいので、
できるだけ早い段階で動き出すことが大切になります。
私達こどもプラスの放課後等デイサービスには、
就学前の小さなお子さんも通うことができます。
そして、療育内容も体を楽しく動かす「運動あそび」がメインなので、
遊んでいる感覚で記憶力や判断力、2つのことを同時に行なう、
言語力やコミュニケーション力などたくさんの力を身につけていくことができます。
運動療育プログラムの「平均台で魚釣りゲーム」をご紹介します。
まず事前に魚や釣竿は製作の時間などを使って作っておきます。
この魚を、平均台の周りにたくさん置いておき、
平均台の上から釣竿を使ってひっかけて釣ります。
平均台の上は狭いので、落ちないように足の指先や腹筋背筋にも
力を入れて踏ん張らなければいけません。
これによってバランス感覚が身につきます。
そして、魚を釣るために正確に魚の位置を把握し、
糸、釣竿、自分の腕の長さや角度などを見極める空間認知力も養われます。
難しすぎるとやる気をなくしてしまうので、
最初は平均台の近くに魚を置いて、少しずつ遠くの魚を目指しながら
楽しく身体能力を向上させていきます。
脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
「放課後等デイサービス」は、従来は学童のような、
お子さんを預かるだけの場所でしたが、今は専門的な療育を受けることができる
療育施設として、様々な療育プログラムを提供する施設が増えています。
私達こどもプラスでは、「脳機能を上げる効果のある運動プログラム」を用いた
運動療育を主軸としています。
他にも、学習サポートや課外活動、イベントなどもあり、
子ども達が楽しく過ごしながら能力アップを目指せる教室です。
運動療育プログラムの中から「アヒルの音聞き」という遊びをご紹介します。
子ども達は足を開いてしゃがみ、つま先立ちになります。
手はアヒルのくちばしとしっぽになるように、
口とお尻の後ろにくっつけておきます。
このアヒルの姿勢で、指導者が叩くタンバリンの音に合わせて歩きます。
タンバリンの音をよく聞いて、タンバリンの音が止まったら止まり、
タンバリンが鳴り出したらまた動き、
動く→止まるという動作を繰り返し行ないます。
この遊びが上手にできるようになると、
足の指先の踏ん張り力やバランス力が育ち、
タンバリンの音に合わせて動くことでリズム感も身につきます。
また、音に合わせてアヒル歩きを行なうことで、
抑制力や切り替え力も養われていきます。
これによって日常生活での感情や行動のコントロールも
うまくできるようになってくるので、
ただ動くだけではなく自分で動きをコントロールするような遊びも
積極的に行なっていきたいと思います。