今日は、前頭葉を活性化させることの効果について勉強会を行いました。
ADHDなどの発達障害の原因として、脳の前頭葉にドーパミンなどの
神経伝達物質がうまく届いていないことがあります。
前頭葉は、物事を論理的に考える、順序立てて考える、
集中するなどの働きがあるので、ここがうまく機能しないと、
多動性、衝動性、不注意というADHDなどに見られる症状につながってしまいます。
考えるよりも五感からの刺激に反応してしまうので、
課題の途中に廊下で音が聞こえたり、誰かが目の前を通ったりするだけで
集中は途切れてしまいます。
ということは、この前頭葉の働きを活性化させてあげれば、
集中したり、衝動的な行動を抑えたりすることができるということです。
人は楽しいことをした時、体を動かした時、褒められた時に
ドーパミンがたくさん分泌され、前頭葉が活発に働きます。
私たちの教室で行っている療育は、楽しく体を動かす運動遊びプログラムを
メインに指導しています。
子どもたちが楽しくでき、自然に能力が上がるような指導を
心がけていきたいと思います。
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