脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ASDに含まれるアスペルガー症候群は、生まれつき脳機能に偏りがあることから、
発達にも偏りが現れる先天性の発達障害の1つです。
脳の前頭前野の機能が偏っているために、
社会性やコミュニケーション能力、想像力、こだわりなどの部分に特異性が見られます。
これらは社会生活の中で困難さを感じることが多い部分なので、
適切かつ効果的な療育で支援をしていくことが大切になります。
私達こどもプラスの放課後等デイサービスでは、
前頭前野に良い刺激を与える独自の運動療育プログラムを用いて
少人数での活動を行なっています。
その運動療育プログラムから「めだか走り」をご紹介します。
指導者の後について1列に並んで走りますが、
両手を前にまっすぐ伸ばし胸の高さに持ち上げたら、手のひらを合わせ、
その手を維持したままで走ります。
普段私達が走る時には、腕を体の横で振ることでバランスをとっているので、
前にくっつけてしまうことでバランスがとりにくくなります。
そこで、体の軸を安定させるための力が育ちやすくなり、
まっすぐ速く走れるようにもなります。
走る時はまっすぐだけでなく、カーブしたり何かをくぐったりしながら、
たくさん刺激を与えて遊びます。
そのときにも手を維持していなければいけないので、
集中力や記憶力なども同時に養うことができます。
また、人の後について動くことは社会性の発達につながります。
列を乱さないように、前の人をよく見て動くことも身につけていきます。
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