脳を育てる運動療育センター　放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。

運動療育プログラムの「動物荷物運び」をご紹介します。
子ども達が犬やクマなどの動物に変身し、背中に荷物を乗せて運ぶ遊びです。
身体コントロール力が上がり、集中力も養われていきます。

背中に乗せる物は、積み木、ハンドタオル、紙皿などの
安定しやすい物を選ぶようにします。
最初はから荷物を乗せて歩くのは難しいので、
まずは「石」に変身して背中に荷物を乗せて落とさないようにしてみます。
これで、背中に荷物が乗っている感覚を確かめておきます。
次は四つんばいの「犬」になって歩きながら荷物を運び、
クマ歩き→片足クマ歩きとだんだん難易度を上げて挑戦していきます。

背中の上という見えない位置にある荷物を意識しながら、
体の動きを器用にコントロールして、荷物が落ちないようにバランスをとることで、
自分の体の周りにも意識を向けることができ、
身体空間を広げることにつながります。

体の動きがコントロールできるようになると様々な動きが可能になり、
体を動かして遊ぶことが楽しくなります。
楽しい活動は続けやすくなるので、どんどん良い循環が生まれます。
子ども達の興味を惹くような運動あそびを、たくさん取り入れていきたいと思います。