ADHDの不注意優勢型は問題行動が目立ちませんが、療育・支援は必要です。 脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレイン

脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。

ADHDの中でも、多動性や衝動性はほとんどなく、
「ぼーっとしていて話を聞いていない」ということが多いのが
「不注意優勢型」で、割合としては女児に多いと言われています。
目に見えやすい多動や衝動性がないために発見しずらく、
診断がなかなかなされないことも多くあります。

しかし、問題行動が目に見えて目立たないというだけで、
当の本人は様々なことに不都合を感じていることが多いので
やはり療育が欠かせません。

運動療育プログラムの「カップタッチクマ」をご紹介します。
赤、青、黄色などの複数の色のカップを、
少し間隔をあけながら並べて置きます。

子ども達は四つんばいから膝とお尻を上げたクマ歩きで進み、
このカップを片手でタッチしながらゴールまで進みます。
最初は自分の好きな色のカップにタッチしながら進み、
次からは指定された色をタッチしていけるようにします。

色の指示は「黄色だけ」や「赤と青はタッチしない」
「イチゴの色とバナナの色をタッチ」「青→黄色→赤の順にタッチ」などの
少し考えることが必要な指示の出し方にし、
イメージ力、記憶力、語彙力なども育てていきます。

子どもによって理解力や記憶力などに差があるので、
個々のレベルに合わせた指示を出して、
少しずつ力を伸ばしていきたいと思います。

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