脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ADHDのある子ども達への対処法は、周囲がいろいろな工夫や配慮をすることが
重要で、それによって日常での困りごとやかんしゃくなども減らせます。
例えば、守りやすいルールを決めて、それができたらシールを貼るなど
ごほうび制にするのも効果的です。
目標を立ててそれに向かってがんばるという練習にもなりますし、
その子にやり方が合っていれば、良い方向に進んでくれることが多いです。
1人1人に合った方法を見つけていくことがポイントになります。
こどもプラスで提供する運動療育プログラムから
「グーチョキパー」遊びをご紹介します。
子ども達と指導者で向かい合って座り、手遊びをします。
両手を前に出して、まずは「グー、チョキ、パー」の順に
指導者の手を見ながら手を動かします。
何度か繰り返したら、次は順番を「チョキ、グー、パー」などに
変えて挑戦します。
順番が変わる事で、子ども達は今までのやり方を変えなければならず
思考の柔軟性が養われることになります。
さらにスピードアップしたり、再度順番を変えたりしながら
少しずつレベルアップを目指していきます。
こうしていくことで前頭前野をしっかり働かせることができ、
脳が活性化することにつながります。
他の活動とうまく組み合わせながら、頭と体をしっかり動かして
いきたいと思います。
コメント