脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
自閉症スペクトラムなどの発達障害がある子ども達は、
先天的に聴覚よりも視覚優位なことが多いので
人の話し言葉に注意を向けることが難しい傾向にあります。
さらに、言葉に含まれるニュアンスや、
その裏側にある気持ちなどを推察することも困難なため、
人とのコミュニケーションは苦手です。
まずは伝え方に工夫をしながら、少しずつ人と会話をする力も
つけていけるように促していきたいと思います。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「コウモリ予測じゃんけん」をご紹介します。
鉄棒で逆さまにぶら下がる「コウモリ」に変身し、
手を離して指導者とじゃんけんをします。
ただのじゃんけんではなく「予測」なので、
先に指導者が出す手のヒントを伝えて、
何を出すのかを考えてからじゃんけんをします。
そうすることで「聞く力」や「考える力」を刺激することができ、
さらに逆さまの状態なので、普段よりもたくさん頭を使います。
子ども達が集中して聞ける状態を作りながら行い、
相手に興味を持つことも覚えていければと思います。
コメント