脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
発達障害の1つ、トゥレット障害(トゥレット症候群)の
主な症状はまばたきや首振り、咳払いなどのチック症状です。
脳内のドーパミンなどの神経伝達物質の機能不全が原因で、
合併症としてはADHDや強迫性障害が多くあります。
他の発達障害と同様に、周囲の正しい理解と
適切な支援が欠かせず、それによって症状の改善も促せます。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの「グーパー跳び」とアレンジ遊びをご紹介します。
床に2本の線を引き、線路に見立てたものを作っておきます。
まずはその線の中にジャンプして入りますが、
足を閉じて両手は肘を曲げて胸につけたグーの姿勢で入ります。
次は線の外側に大きく足を開いてジャンプし、
両手はまっすぐ伸ばして広げたパーの姿勢になります。
これを交互に繰り返して進んでいくのが「グーパー跳び」です。
このグーパー跳びがスムーズにできるようになったら、
次はグーの時にしゃがんで小さくなり、
パーの時に立ち上がって大きなジャンプができるようにしたり、
パーの時に体を半回転させながらジャンプしてみたりします。
このようにジャンプをアレンジした動きを混ぜていくと、
より体幹の力を強く育てることができるので、
普段の姿勢作りや安定した歩行にも役立ちます。
運動あそびで身につけた力を日常生活で活かせるように
日々の指導を心がけています。
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