脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達は時間の概念の理解が困難で、
10分後、1時間前、今日、明日、去年、来年などの
理解が小学生になってもなかなかできないことがあります。
その為、集合時間に遅れたり、去年の出来事をついさっきの
出来事のように話し始めたりします。
また、何をするにも先が見えないので不安を感じやすく、
「待つ」ことが苦手だったりします。
こうしたことは日常生活でも困難やストレスが多いので、
少しずつ理解を促していくようにしています。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは、
運動療育を主軸として療育を提供しています。
その運動療育プログラムから「陸上バタフライ」をご紹介します。
主に短縄跳びの練習になる遊びです。
子ども達は周りの友達と間隔を空けて立ち、
その場で腕を大きく回しながら両足ジャンプをします。
両足ジャンプは、足を閉じて行ないます。
腕を回しながら跳ぶ動きは、上半身と下半身で
別々の動きをするので慣れるまでは難しいことがあります。
しかし、短縄跳びは腕を回すこととジャンプの
両方に意識を向けてタイミングを合わせることが必要なので、
少しずつ合うように練習していきます。
最初から縄を使って跳ぶ練習をするのではなく、
このように動きを分解した遊びで
1つ1つ動きを習得していくことで、
失敗経験を減らしてスムーズに上達を目指すことができます。
日々の運動あそびで子ども達が自信をつけていけるように
活動していきたいと思います。
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