脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
先天性の発達障害であるADHDの原因は、まだ解明されていませんが、
原因の1つとして言われているのが、ドーパミンなどの
脳内神経伝達物質の不足です。
これらの神経伝達物質が不足することで前頭前野がうまく働かないことも
原因ではないかと考えられています。
そのために、過集中になって切り替えができなかったり、
暴走してしまったり、エネルギーのコントロールが苦手で、
動き回っていると思ったら急に電池が切れたようになってしまったり、
日常生活の中で様々な支障があります。
この神経伝達物質は、「運動」によって分泌を促し
調整することができるので、運動療育での運動あそびは
子ども達の脳もしっかりと育てていくことができます。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「コウモリでなぞなぞゲーム」をご紹介します。
まずは、鉄棒で逆さまにぶら下がるコウモリになります。
そしてそのままの姿勢でなぞなぞやクイズに答えて遊びます。
一見簡単そうに見えますが、逆さまにぶら下がった状態で
問題を聞きとって理解し、その答えを導きだして答える
ということは子ども達にとって難易度の高い遊びになります。
逆さまの状態では、普段より考える力が低下しているので
普通の状態で考えるよりも、判断力や思考力を
強く養うことができるのです。
出す問題は、子どもに合わせて写真や絵カードを使ったり、
〇×ゲーム、動物の鳴き声を聞いて動物を当てるゲームなど
いろいろな遊び方に挑戦します。
達成感や成功体験を多く積んでいくことが
子ども達の成長にとってとても重要なことなので、
運動あそびではより多くの成功体験ができるように
工夫しながら、楽しく遊んでいきたいと思います。
コメント