ASDでは話し言葉の理解が難しいことが多く、早期の支援が大切です。 脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレイン

脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。

ASD(自閉症スペクトラム)の子ども達には
話し言葉が苦手な子が多く、会話が難しいことがあります。
相手の言葉や感情の理解が難しいだけでなく、
自分の気持ちを伝えられないということは、
社会の中で生きていくのにはとても困難があります。

助けて欲しい時、嫌なことをされた時、欲しいものがあったり
人を呼びたい時、それを周囲に伝えることができないのは
とてもつらいことです。

言葉の発達を促すことはもちろんですが、言葉以外で相手に伝える方法、
伝えることの大切さを教えながら、
少しずつコミュニケーション力を上げていきたいと思います。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「予測じゃんけん」をご紹介します。

子ども達と向かい合って座り、最初にグーチョキパーの手を確認します。
「グーに勝つのは?」「チョキに勝つのは?「パーに勝つのは?」と
子ども達と一緒にしっかり確認しておきます。

そしたらじゃんけんを始めますが、
「先生はグーを出します。みんなは先生に勝つ手を出してね!」と
こちらが出す手を先に伝えてからじゃんけんをします。
この「グーに勝つのは・・」と考える時、脳が活発に働きます。

何度か繰り返し、勝つことがスムーズにできるようになったら、
次は負けることにも挑戦してみます。
負ける方が難しいので、確認しながらゆっくり行ない、
負けることに抵抗がある場合は無理強いはせず、
楽しく参加できることを大事にしながら遊びます。

こうした遊びを通して、社会性やコミュニケーション能力、
言葉の発達を促していきます。

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