こんにちは
八王子市の放課後等デイサービス
チャイルドブレイン東浅川の進藤です。
夏休み期間、教室内では様々なイベントをおこなってきましたが
その中でも例年行なっていることを紹介します。
【夏祭り】です
毎年子どもたちにも、夏休みの振り返りをすると
「楽しかった~~!」と声があがるのでコロナだろうと
近隣の施設が使えなかろうと教室内で夏祭り開催です!!
ただ子どもたちに楽しんでもらうだけで終わりではありません。
実は1つ1つ療育的な視点からも実施しています^^
(子どもたちは楽しんでいるだけですが!!)
例えば・・・
輪投げ!!
スタートの中に入ったら、輪っかを投げて目標の中に入れる
【距離感】や【力加減】を必要とします。
自閉症スペクトラム(ASD)のこどもや
注意欠陥多動性障害(ADHD)のこどもが
苦手な傾向があります。
強く投げると、とんでもない方に飛んでいきますし
そっと投げると、届かなくなります><
絶妙な力加減が必要ですね^^
次に射的!!
狙いを定めて打っていきます!かっこよく構えられてますね^^
輪投げと比べて、力加減は不要です。
ゴムが飛び出る部分と狙いの距離感や軌道を測るために、
眼👀を上手に動かす必要があります。
これ実は学習✍に繋がってくるんです。
鉄砲の先(手元)と狙った先(少し先)を交互に見る目の動きは
自分のノート(手元)と黒板(少し先)を交互に見る
学校での黒板の板書と同じです。
学習障がい(LD)の子どもは苦手で授業についていけないなどの困難を抱えていることが多いです。
その他、ヨーヨー釣り!
準備は子どもたちにも手伝ってもらっています。
風船にゴムをくくりつけるなどは指先の細かな力が必要ですね。
微細運動といって、お箸を上手に使うこと、ボタンを留めるなど
生活にも影響があります。(詳細は関連教室の記事を参考に^^)
ただ指先の運動だけでは力は養えないので
身体を大きく動かすことで指先の力も
徐々に養うことができます。
(運動療育についてはこちら^^)
夏祭りの最後にはこちら!!
かき氷やフルーツの盛り合わせ!!
毎年夏まつりをやっているため
「できなかったことが、できるようになった」ことを
確認できるます。
楽しみながらも成長を感じられる取り組みとなっています。
子ども達には楽しんでもらいながらも、療育的な視点を忘れずに
今後も様々な活動を提供していきます!
さて夏も終わりに近づいてきました!
次は秋に向けて準備します!
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