脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
ASD(自閉症スペクトラム)やADHDなど発達障害の
子ども達は、二次障害として睡眠障害を併発することが
少なくありません。
発達障害のある人が睡眠障害になる原因は1つではなく、
感覚過敏や脳内物質の不足、
切り替えの苦手さなど人によって様々な原因が
あるとされています。
そのため、朝早く起こせば良いとか、
日中の運動量を増やすというようなことでは改善が難しく、
場合によっては薬の使用も必要なことがあるので、
専門家と相談しながら治療していくことが大切です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「ジグザグ片足クマ」をご紹介します。
縄や紐を使ってジグザグのコースを作ります。
子ども達は、四つんばいから膝とお尻を上げたクマの姿勢から
さらに片方の足を後ろに上げた片足クマの姿勢になります。
この片足クマで、ジグザグコースの中を
はみ出さないように歩きます。
両手と片足で歩くので、左右のバランスがとりにくくなりますが、
腹筋や背筋に力を入れて歩きます。
片足を上げることでも腹筋背筋を使うので、
体幹の筋力をしっかりと身に付けることができ、
運動だけでなく日常生活でも活かせる力になります。
慣れてきたらコースの線を縄ではなく、
複数のカップなどを並べて作ったコースにすると、
頭の中で点と点をつなげて認識することができ、
イメージ力や空間認知力の発達にもつながります。
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