脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
発達障害の子ども達は、こちらからの指示が伝わりにくく、
特に集団の中では指示を聞き取って理解することが困難です。
そこで、そのような場合には個別に指示を伝えていきます。
その時にも、わかりやすい指示になるように
はっきりとした口調で端的に伝えたり、
視覚的に理解を促すように工夫をします。
子どもによって理解度や、理解しやすい方法が違うので、
1人1人に合わせた方法で理解を促していきます。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは
運動療育を主軸としていますが、運動療育の時間にも
指示を出す機会はたくさんあります。
その中でも様々な工夫をして、楽しく効果的な時間に
なるように心がけています。
今日は、運動療育プログラムの中から「汽車ぽっぽ」をご紹介します。
子ども達は両手を体の横にくっつけて
汽車の車輪のように動かしながら、自由に動き回ります。
走ると危ないので走らないように約束しておきます。
動き回っている途中で合図があったら、
その場で素早くうつ伏せになります。
もう一度合図があったら、起き上がってまた汽車になって動きます。
これを繰り返して遊びます。
慣れてきたら汽車で自由に動き回るのではなく、
2本線のコースの中を歩いたりしながらステップアップしていきます。
合図を聞くことで社会性や集中力がつき、
素早く動くことで瞬発力や身体コントロール力などが育ちます。
合図に合わせて素早く動くことができるように、
子ども達が理解しやすい方法で合図を出し、
集中できる環境設定などにも配慮しながら
体を動かして遊んでいきたいと思います。
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