ASDでは「待つ」ことが苦手でその子に応じた対処が必要です。 脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレイン

脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。

ASDの子ども達は、時間の概念がわからなかったり、
先の見通しがつかないと不安になるので、
ただ漠然と「待つ」ということが苦手です。

しかし、日常生活の中では頻繁に「待つ」機会が出てきます。
そこで、「後2分」とか「砂時計の砂が落ちたら」と明確に
終わりがわかるようにしてあげたり、
どのくらい待つかわからない場合は、
シールを枠の中に貼るような遊びで気を紛らわせたり、
いくつかの選択肢の中から自分で行動を選べるようにしたりして
気持ちが落ち着くようにします。

その時その時で適切に対処していくことで、
少しずつ子ども達も理解力がつき、適応できるようになるので
焦らず丁寧に支援していくことが大切になります。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「アヒルダッシュ」をご紹介します。

まず足を開いてしゃがみ、つま先立ちのアヒルの姿勢になります。
そして、この姿勢で歩いたり走ったりしてみます。

このアヒルの姿勢でスムーズに進んでいくためには、
足を出す時に太ももの付け根辺りから
動かすようにすることがポイントです。
普段歩く時にはあまり意識して動かさない部分なので、
運動あそびで積極的に動かしていきたいと思います。

しゃがみ姿勢でのつま先立ちは、不安定で
かなりバランスをとる力が必要になります。
最初はゆっくり歩ければ良いので、少しずつスピードアップを目指します。

そして、徐々に速くまっすぐに走ることや、音を立てずに静かに走ることで
強い体幹の筋力や体を器用に動かす巧緻性などを育てていきます。

まずは楽しくできることが大事なので、
1人1人に合わせて提供していきたいと思います。

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