脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
子ども達は、この4月から通常学級・通級・特別支援学級・
特別支援学校などそれぞれの進学先に通っていますが、
発達障害を持つ子ども達では特に、周囲の環境や支援の方法などで
その子の成長度合いに大きな違いが出てきます。
いつも子どもの様子をよく観察しながら、最適な環境作りをしてあげたいですね。
私達も放課後等デイサービスでの療育活動を通して、
子ども達の将来につながる支援をしていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの教室で提供している運動療育プログラムの
「綱渡りしながら積み木拾い」をご紹介します。
1本の縄を床に置き、その周りに積み木をばらまいておきます。
子どもは1人ずつ、縄の上を綱渡りのように渡りながら、
指導者に指示された積み木を拾って最後まで縄を渡ります。
縄の長さは短めから始め、少しずつ長い距離に挑戦していきます。
拾う積み木の指示は、色の指定、数の指定、形の指定、
順番の指定などいろいろな方法で行ない、
段階を追って組み合わせながら難易度を上げていきます。
速さを競うものではなく、縄から落ちないように行なうことが大事です。
積み木を拾う時も、バランスをとりながらゆっくりしゃがんで
取るように伝えます。
ただ、バランスをとることばかりに気をとられてしまうと
積み木の指示を忘れてしまいやすいので、
簡単な指示から始めて少しずつ難易度を上げていくようにします。
積み木拾いだけでなく、他にもいろいろなアレンジで
遊ぶことができるので、育てたい力に合わせて
いろいろな遊び方で提供していくようにしています。
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