脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
発達障害の子ども達は、ブロックをひたすら並べたり、
回転する物をずっと見続けたり、同じ行動を延々と
続けていることがあります。
他の人から見れば、一見意味のないように思える行動ですが、
それをすることで心の安定を保っていることが多いので、
無理にやめさせるとパニックになったり、
全くやらせないようにしてしまうとストレスがたまります。
だからといって、やらなければいけないこともあるので、
うまく切り替えられるように導いていくことが大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「おつかいリレー」をご紹介します。
少し離れた台の上に、いろいろな絵カードを置きます。
子ども達は数人で1つのチームになり、
指定された絵カードを1人ずつリレー形式で持ってきます。
例えば「ご飯を食べる時に使う2本の細長いものは?」などの
問題を出すので、答えをチーム全員で考えます。
答えがわかったら一番最初の人が絵カードを取りに行きます。
正解したら、次の人と交代します。
1人ずつ順番に行ない、できるだけ速く全員がゴールできるように
協力して遊びます。
自分の順番を覚えておくことや、問題を聞いて考えること、
友達とコミュニケーションを取ったりすることなど
たくさんの要素があり、少し難しい遊びです。
子ども達の理解力や集中力などにも合わせて、
工夫しながら遊んでいきたいと思います。
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