ASDでは嫌な記憶が長く鮮明に残り、それが問題行動につながることもあります。 脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレイン

脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。

ASD(自閉症スペクトラム)の人達の記憶力は特徴的で、
特に嫌な記憶はいつまでも消えないという特徴があります。
さらにその嫌な記憶が急にフラッシュバックしてくるので、
その度に不安になったりパニックになったりすることもあります。

そしてそれが次の問題行動、不適応行動につながってしまうことも
少なくないので、それを防ぐためには周囲の理解と配慮が欠かせません。

今日はこどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「高速カップタッチクマ」をご紹介します。

赤、黄色、青など2~3色のカップを複数用意し、間を空けてジグザグに並べます。
子ども達は四つんばいから膝とお尻を上げたクマ歩きで、
指定された色のカップをタッチして進みます。
「高速」なので、できるだけ速いスピードで進むようにします。

急いで進みながらも指定された色を覚えていて、そのカップを
正確にタッチすることが大事なポイントです。
また、色の指示も最初は「赤いカップ」などの簡単な指示から
「トマトの色とピーマンの色を交互に」、
「赤を2つの後に黄色を3つ」、
「赤→青→黄色の順番で繰り返し」など、1人1人に合わせて
少しずつ複雑な指示にしていきます。

こうした遊びの中で、子ども達の語彙力や語意力、判断力、イメージ力、
記憶力などを養い、バランス力や身体コントロール力も身に付けて、
生活力向上につなげていきたいと思います。

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