毎朝の準備に時間がかかる場合は丁寧な支援が必要です。 脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレイン

脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。

子どもが自分1人で朝の準備ができるようになるには
時間がかかることも多いですが、発達障害の子ども達ではさらに時間が
かかることが多く、1つ1つ支援してあげる必要があります。

例えば着替えの順番がわからなくなってしまう場合は、
着替える順番に服を横一列に並べておいたり、
途中で他のことに気をとられてしまう場合は、
環境を変えたり、歌が1曲終わるまでと決めて始めたりします。

そしてその都度褒めながら、少しずつサポートを減らしていき、
徐々に1人でできるように導いていくことが大切です。

こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している運動療育プログラムから
「手足逆の連続グーパー跳び」をご紹介します。

まず通常のグーパー跳びのやり方は、両手を曲げて胸につけ
足を閉じた「グー」の姿勢と、両手を広げて上に伸ばし、
足を広げた「パー」の姿勢を交互に繰り返していく動きです。

このグーパー跳びを、手足逆の動きで行います。
手がグーの時は足はパー、手がパーの時は足はグーにします。
最初はその場でゆっくり練習し、動きが理解できてスムーズになったら
線路に見立てた2本の縄を使って、足がグーの時は線路の中につき、
パーの時は線路の外側に足を開いてつきながら進んでいきます。

手と足で別の動きをするのは、手と足に別々に意識を向ける必要があり
難しいですが、縄があることでさらに難易度が上がります。
ゆっくりで良いので、縄を踏まないように一定のリズムでできるようにしていきます。

このような遊びでは、集中力のコントロールをしたり、2つのことを
同時に行なう力が養われます。
こうした力は遊びの中で少しずつ身に付けていくことで、日常生活でもその能力を
活かすことができてくるので、取り組みやすい環境作りや
一人一人に合わせた難易度調整をし、継続的にできるようにしています。

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