脳を育てる運動療育センター 放課後等デイサービスのチャイルド・ブレインです。
発達障害にはASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠如/多動性障害)、
LD(学習障害)などいくつかの種類がありますが、どの障害を持っていても
その特性から人間関係のトラブルや不適応行動が多くなりがちです。
そのため、不登校、うつや不安障害などの二次的な障害を
引き起こしてしまうケースも少なくありません。
発達障害の予防は難しくても、後天的な二次障害は防ぐことができます。
身近な人の理解と支援は、本人にとって大きな自信になり
二次障害の予防につながります。
こどもプラスの教室でも、1人1人の特性に合わせた療育支援を行ない、
サポートをしていきたいと思っています。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「コウモリで足抜き回り」をご紹介します。
まず鉄棒に両手でつかまり、両手の間に両膝をかけて
逆さまにぶら下がるコウモリに変身します。
顎を開いて地面を見たら、そのまま5秒数えてから
回転して着地します。
この時に顎が開けない子は、まだ逆さまの感覚に慣れていないので
補助にしっかりつき、無理をしないようにします。
また、着地の時に勢いよく回転すると落下したり肩を脱臼するなど
怪我につながることがあるので、コウモリになったら5秒数えること、
ふざけて落ちないことなどを約束します。
鉄棒が得意な子はどんどん行なう遊びですが、
苦手な子は補助につきながら段階を追って行ない、
少しずつ逆さ感覚や高所感覚を身につけながらステップアップを
目指していきます。
いつもスモールステップで、たくさんの成功体験を経験できるように
工夫し、自信や次へのやる気につなげていけるようにしています。
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